2024.12.28
排水基準項目の大腸菌群数が大腸菌数に変わります!【令和7年4月1日施行】
令和7年4月1日から「大腸菌群数」が「大腸菌数」に改定されます。
改定前 | 改定後(令和7年4月1日 施行) |
大腸菌群数 日間平均3000個㎤ | 大腸菌数 日間平均800CFU/ml |
※単位のCFUとは、コロニー形成単位の略で、細菌検査や水質の汚濁度を調べる際に用いられる単位です。
大腸菌群数と大腸菌数の違い
- 大腸菌群数:
糞便のみに存在する菌種の他に土壌や水中を生息場所としている菌種や非糞便性の菌種も検出される。 - 大腸菌数:
糞便のみに存在する菌種。
改正後は、大腸菌群数の中の大腸菌数だけを分析します。
大腸菌数 施行令について
今回の大腸菌数への変更には以下の施行令が改正されたことが関係しています。
- 水質汚濁防止法施行令
- 建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)
- 排水基準を定める省令
- 下水道法施行令
排出水・放流水・浄化槽・下水道施設等が対象です。
その他、気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。