温泉成分分析

 長野県は全国でも温泉数の多い県です。温泉法に基づき、湧き出た地下水が温泉水かどうかを判定し、分析書を発行致します。また、浴用水(レジオネラ属菌など)や温泉排水の分析も行っております。弊社は長野県知事により登録分析機関として登録を受けております。(温泉成分分析登録長野県第3号)

温泉成分分析が必要となる場面

 温泉法により温泉成分の定期的な分析(10年ごとに1回)が義務付けられております。また泉質の変化がみられたような温泉では、10年の期間内であっても成分分析を行う事が望ましいと言われています。

検査の流れ

お問い合せ

実地検査

検査報告、分析書提出

 長野県温泉協会に認定された温泉療養指導士からの利用法ご提案も可能です。

検査可能な成分

  • 温泉成分
  • ガス分析
  • 飲泉分析
  • 浴用水分析
  • メタン濃度測定
  • ゲルマニウム半導体検出器による温泉水中のラドン濃度測定

浴用水質検査

 不特定多数の人が利用する「公衆浴場」では、衛生管理の指標として水質検査項目とその頻度が定められています。浴槽水の他、原水、原湯、上がり用水、上がり用湯も水質検査が必要です。特に感染症を引き起こす「レジオネラ属菌」が重要視されており、感染症による死亡事故もおきております。

温泉のうんちく

 体に良いとされる温泉成分は、配管や浴槽・ボイラー等、温泉と接触する機器類にとって、劣化を早めたり腐食又はスケールにより故障や破損を招いたり、レジオネラ属菌等の菌類発生の懸念もあります。
 長年のスケール成分分析の経験や腐食原因の究明、またレジオネラ対策工事(配管薬品洗浄等)を含め工事や提案を行います。当社では、浴槽循環配管薬品洗浄(薬品洗浄工事)も実施可能です。